これまでにいただいた質問のまとめ
リフォームを行うときの具体的な流れや料金、予約方法など、お客様から頻繁に寄せられるご質問に対して、わかりやすくご説明させていただいております。なかでも、外装や内装の改装がはじめてで何もわからない方や特殊な事情をお持ちの方向けに、リフォームやリノベーションの詳しい解説を掲載しております。初めての方も安心してご利用いただけるようサポートさせていただきます。
弊社でいうスケルトンリフォームとは、 構造躯体のみを残し、後はすべて解体してすべてやりかえるリフォームのことです。
その際に、築年数や形状により、配管・配線や断熱材等の更新もいたします。
ですので、目に見える表層部分だけでなく、隠れてしまう中の部分もしっかり変えてリフォームをすることを、スケルトンリフォームと言います。
リフォーム業者の中には、間取りを変更するだけのリフォームをスケルトンリフォームと呼ぶ業者もありますが、弊社のスケルトンリフォームとは違います。
弊社の場合、構造躯体のみを残してリフォームしますが配管や断熱材等はは既存のものをそのまま使用してリフォームすることをフルリフォームとよび、スケルトンリフォームと区別しています。
どちらもリフォーム工事の実績と経験がなければ、うまくいきません。
言葉の定義は決まっていませんので、それぞれの会社により、とらえ方が違いますのでどこまでの範囲をリフォームする工事なのか、確認ください。
60㎡くらいの大きさのマンションで、工事期間は約2ヵ月です。
ただし、工事に入る前に、工事申請を管理組合にしなければなりません。
管理組合により、申請期間は2週間から1ヵ月と違いますので確認ください。
申請期間を含めると、3ヵ月は必要となります。お引っ越しの日程を含めるともう2週間ほど余裕を見られると良いです。
お選びになる設備機器や、資材のグレードにより変わりますのでおおよその目安ですが、60㎡くらいの大きさのマンションで、900万円からです。
ご予算に合わせて、設備や資材を選択いたしますので、遠慮なく資金のご相談をください。
現地調査にお伺いさせていただき、今後も使っていける部分と、更新しなければいけない部分を確認します。
その上で、スケルトンにする必要があるかどうかの判断をいたします。
大丈夫です。 リノベーション東京では、スタッフが細かく応対させていただきます。
ショールームにもご一緒して、お客様のご要望を代わりにお伝えしたり専門的な用語は、わかりやすい言葉に置き換えます。初めてのリフォームこそ、安心して任せられるしっかりした工事業者をお選びください。
既存の間取りにあるパイプスペースなど、移動ができるものか、できないものか等により、間取りに制限が出てきます。
できる事とできない事を、竣工図を確認し、きちんとご報告いたします。その上でよりご希望に近いプランのご提案をさせていただきます。
リノベーション東京では、グッドデザイン賞を受賞した建築士が在籍しています。
他社とは違うプランやデザインを得意としています。 是非、設計デザインをお申し込みください。
1980年当時、分譲マンションが、大量に建設されました。
管理規約で定められた、大規模修繕計画の内容は、主に10~20年以内で行うべき外壁・屋上防水や外部鉄部の塗装と、20~25年以内で行うべき、給排水の縦配管更新などが共用部のメンテナンス工事として計画されました。
しかし、各住戸のサッシについては、アルミは腐食しないという観点から、予算や工事時期については、明確に計上されてはいませんでした。ところが、築30年以上経過するとアルミサッシといえども、枠の腐食や歪みにより扉の開閉不良が起こってきます。
この時点で、戸車の交換や開閉調整といった一時的な処置で延命するのか、費用をかけて交換をするのか、検討が必要となります。しかし、サッシ交換の工事費用が、修繕積立金で留保されているケースは非常に少ないのが現状です。
したがって、一時拠出金として、各住戸から徴収して費用充当せざるを得なくなりますが、全住戸の合意を得ることが難しく結果的に交換工事を見送るケースも多くなります。 一般的にバルコニーサッシは、区分所有法上では共用部とされているため、リフォーム工事では交換出来ないと思われています。しかし、上記のような理由から大規模修繕での改修工事もなかなか進まないケースがほとんどです。
そこで、管理組合に適正な施工方法や外観が変わらない仕様を明記して申請し、個別リフォームでサッシ交換を行うことも可能です。
購入したマンションが『天井裏配管』だったら、ココだけは必須の確認事項。この機会を逃さず、入居前スケルトンリフォームで上階からの排水配管を更新しておく。築30年以上経過したマンションに多く見られるのが天井裏配管です。
5Fの住居のスケルトンリフォーム工事で水廻り天井を撤去したところ、同じ間取りの上階(6F)の排水配管からの漏水が認められました。このため、6Fの居住者の方に現場確認をお願いし、さらに弊社が仲介して、管理組合への対応を依頼すべく理事会宛に『漏水事故報告書』を提出しました。このため、管理組合も緊急理事会を開くことになり、理事の方々が、急きょ現場確認に訪れました。やはり、「百聞は一見に如かず」。
理事の方々も自宅と重ね合わせて、思いを巡らせていらっしゃいます。6Fからは階下(5F)の天井裏に排水配管が入っていて、必要なところでスラブ貫通して、設備機器につながっています。当時(1970年前後)の設備は、当然のことながら天井裏配管でした。この工法だと、どの方向にでも排水勾配がとれたので排水にとっては、天井裏配管というのは悪いことではありませんでした。
しかし、マンションの場合には、区分所有法によって、上下階の所有区分や共用区分を明確にする必要性から、1983年(昭和58年)の中高層共同住宅標準管理規約改訂以降は、共用部分と専有部分が明確にわけられて、配管設備そのものも、どちらかに位置づけられるようになってきました。
ところが、1970年代あるいは、それ以前に建てられたマンションでは、スラブ貫通の天井裏配管の管理分担は、管理組合によって、扱いが全く変わっています。
結局、この物件の事例では、5F天井裏の排水配管は、6Fの住戸所有者の専有部分として規定されていたため、漏水の補修工事費用は、6Fの居住者が負担することになりました。もっとも、今回は、5Fの方がスケルトンリフォームを施工する状況のなかで、漏水事故が発見できた為、6Fの方にとっては木工事や内装仕上げ工事などの費用負担が発生することなく配管更新についてのみ費用発生しただけで処理することができました。