防水工事
  • 防水工事で大切な家を守る

    バルコニーやベランダ、屋上(陸屋根)からの水漏れを防ぐための工事は非常に重要です。建物への水の侵入は、致命的なダメージをもたらす可能性があります。
    例えば、木造住宅の場合、水が侵入すると柱や梁が腐り始め、構造の安全性が脅かされます。鉄骨構造の住宅でも、水分が原因で鉄にサビが発生し、結果として建物の強度が低下します。
    加えて、水漏れはカビの原因にもなり得ます。カビが繁殖すると、住人に喘息やアレルギーなど健康面での問題を引き起こしかねません。
    そのため、雨漏りや漏水が確認された場合、すぐに修理を行うことが求められます。しかし、問題が発生する前に定期的にメンテナンスを行うことで、これらのリスクを最小限に抑えることが可能です。普段からの点検と予防措置が何よりも大切なのです。
  • 防水工事について

    1. ウレタン塗布防水工事
    ウレタン塗布防水工事は、複雑な形状にも施工可能で、継ぎ目がないため水密性が高く、弾力性がありひび割れに強いというメリットがあります。また、比較的安価なことも魅力です。
    一方で、紫外線に弱いため定期的なメンテナンスが必要、乾燥に時間がかかる、施工業者の技術によって仕上がりが左右されるというデメリットもあります。

    2.シート防水工事
    シート防水工事は、耐久性が高く、軽量で建物への負担が少ない、施工が比較的簡単というメリットがあります。
    一方で、継ぎ目があるため施工箇所によっては水漏れのリスクがある、比較的高価、火に弱いというデメリットもあります。

    3.FRP防水工事
    FRP防水工事は、耐久性・耐候性に非常に優れている、軽量で建物への負担が少ない、施工が比較的簡単というメリットがあります。
    一方で、比較的高価、柔軟性に欠けるためひび割れが生じやすい、処分が難しいというデメリットもあります。

    防水工事は、建物を長持ちさせるために非常に重要です。どの工法が最適かは、建物の状況やお客様のご要望によって異なります。防水工事をお考えの方は、ぜひ株式会社ライフ・クリエイションにご相談ください。
施工事例
Q&A
Q スラブ下取り天井裏配管は更新できるの?
A

購入したマンションが『天井裏配管』だったら、ココだけは必須の確認事項。この機会を逃さず、入居前スケルトンリフォームで上階からの排水配管を更新しておく。築30年以上経過したマンションに多く見られるのが天井裏配管です。
5Fの住居のスケルトンリフォーム工事で水廻り天井を撤去したところ、同じ間取りの上階(6F)の排水配管からの漏水が認められました。このため、6Fの居住者の方に現場確認をお願いし、さらに弊社が仲介して、管理組合への対応を依頼すべく理事会宛に『漏水事故報告書』を提出しました。このため、管理組合も緊急理事会を開くことになり、理事の方々が、急きょ現場確認に訪れました。やはり、「百聞は一見に如かず」。
理事の方々も自宅と重ね合わせて、思いを巡らせていらっしゃいます。6Fからは階下(5F)の天井裏に排水配管が入っていて、必要なところでスラブ貫通して、設備機器につながっています。当時(1970年前後)の設備は、当然のことながら天井裏配管でした。この工法だと、どの方向にでも排水勾配がとれたので排水にとっては、天井裏配管というのは悪いことではありませんでした。
しかし、マンションの場合には、区分所有法によって、上下階の所有区分や共用区分を明確にする必要性から、1983年(昭和58年)の中高層共同住宅標準管理規約改訂以降は、共用部分と専有部分が明確にわけられて、配管設備そのものも、どちらかに位置づけられるようになってきました。
ところが、1970年代あるいは、それ以前に建てられたマンションでは、スラブ貫通の天井裏配管の管理分担は、管理組合によって、扱いが全く変わっています。
結局、この物件の事例では、5F天井裏の排水配管は、6Fの住戸所有者の専有部分として規定されていたため、漏水の補修工事費用は、6Fの居住者が負担することになりました。もっとも、今回は、5Fの方がスケルトンリフォームを施工する状況のなかで、漏水事故が発見できた為、6Fの方にとっては木工事や内装仕上げ工事などの費用負担が発生することなく配管更新についてのみ費用発生しただけで処理することができました。

Q 工事期間はどれくらいかかりますか?
A

建物の状態や工事の規模によって異なりますが、数日から数週間程度かかります。


Q 工事中の生活に支障はありますか?
A

工事箇所や規模によって異なります。

例えば、屋上防水工事であれば、雨漏りの危険があるため、一時的な避難が必要になる場合があります。


Q 既存の防水層の上に重ねて施工することはできますか?
A

既存の防水層の状態によっては、重ねて施工することも可能です。

ただし、重ねることで防水層が厚くなり荷重が掛かる場合や、剥がれ落ちる可能性も考えらるため状態を確認の上で施工を行います。